2019年 1月30日 午後1時36分 赤ちゃんが生まれた。
経緯:予定日は2月5日であった。しかし,妻の血圧が下がらないため,定期健診を前倒しの格好で29日に産婦人科へ。そうしたら,妻は妊娠高血圧症と診断され,結論としして,陣痛促進剤か,帝王切開か或いは双方かという場面になってしまった。当然,妻はそのまま入院である。
いずれにしても,明日(30日)産むという可能性が極めて高いのだ。実感がない。
夕方から夜までどうするか話し合ったり,色々と調べたりしたが明確な答えはでなかった。明日,朝9時半くらいまでに返事が欲しいとのことだった。その日,僕は一人で家に帰った。よく眠れなかったが,早朝に起きて病院へ行った。
最終的に,妻も,僕も,母も帝王切開が良いであろうという結論に至った。
そこからはあっという間だった。
手術室の隣の部屋で待っていたのだが,手術がはじまってすぐに,【オギャー】という声が聞こえた。感じたことのない感情が込み上げてきたが,涙は出なかった。
その後,助産師さんが赤ん坊を見せにきてくれた。母は大喜び,大きな声で何度も話しかけていた。僕は正直,どう受け止めていいのか戸惑っていて,赤ん坊よりも妻の容態の方が気になっていた。だって,お腹を切ってるんだし。まだ縫合が残っているからだ。
帝王切開は,赤ん坊を取り出すのは一瞬だけど,縫合の方は時間が結構かかる。その待ち時間が長かった。
それから,昨日,今日と毎日赤ん坊と妻に会いに病院へ来ている。
月並みだが,赤ん坊はかわいい。
昨日から妻はお腹が痛いといってる。
血圧も安定していないようだ。心配である。